平坦な屋根材で、下地が健全。
スレート屋根やトタン屋根などが対象です。塗装の剝がれや軽微なひびがあっても、下地の野地板が腐食していなければ施工を検討できます。

屋根のリフォーム / 施工写真で解説
今の屋根材を残して、
防水シートと新しい屋根を重ねる。
工法のしくみから実際の施工まで、
写真で分かりやすくご紹介します。
01 / カバー工法とは

古い屋根を撤去して張り替える「葺き替え」と異なり、今ある屋根材の上に、新しい層を重ねる工法です。
外側の新しい屋根。雨や風から住まいを守ります。
屋根材の下で、雨水の侵入を防ぎます。
残して施工できる状態か、事前に確認します。
02 / 施工できる屋根・できない屋根

棟板金・谷樋の錆スレート屋根やトタン屋根などが対象です。塗装の剝がれや軽微なひびがあっても、下地の野地板が腐食していなければ施工を検討できます。
凹凸のある瓦屋根、雨漏りで下地が腐食している場合などは、既存の屋根を撤去する方法をご提案することがあります。
瓦屋根からの葺き替えを見る ↗屋根の表面だけで施工可否は決まりません。屋根材と下地の状態を確認して、工法をご案内します。
03 / 屋根カバー工法のメリット

古い屋根材を残すため、全面撤去にかかる作業や処分費用を抑えられます。

瓦などに比べて軽量なガルバリウム鋼板。すっきりとした外観に仕上がります。

屋根が二重になり、性能の改善が期待できます。効果は屋根材の仕様や施工条件で変わります。
重ねる分の重さは増えます。軽量な屋根材でも、既存屋根と建物の状態を確認して施工します。下地の傷みを隠すための工事ではありません。

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことです。めっきは、表面に金属の膜をつくる技術です。
錆びにくい素材ですが、錆びないわけではありません。使用できる年数は、海に近いなどの環境、製品の仕様、傷やメンテナンス状況によって変わります。20〜30年といった年数だけで判断せず、状態に合わせて点検します。
材料の参考:日本製鉄「ガルバリウム鋼板」 / アイジー工業「なぜ金属が選ばれるの?」
04 / 工期・費用の目安
一般的な戸建て住宅(30〜40坪程度)
5〜10日程度

住みながら施工できます。太陽光パネルの脱着などを伴う事例では、上記より日数がかかる場合があります。
屋根の状況と施工範囲によって費用が変わります。現地確認・お見積りは無料。工事内容と金額を確認してから、ご検討いただけます。
写真と報告書で屋根の状態をご説明します。料金目安と施工事例、点検のご案内もご覧いただけます。
無料点検・お見積りを予約するご予算や工事のメリットが合わない場合は、改めてご検討ください。
05 / 写真で見る施工手順

表面の傷みが見られる既存のスレート屋根
築30年の住宅。中古で購入してから20年間、屋根の塗装をしていなかった現場です。スレートの傷みと、棟板金・谷樋の錆を確認しました。
(1)まずは既存屋根の状態確認です。今回の現場は築30年の住宅で、中古でご購入されて20年間経過している一戸建て住宅でした。「その間一度も屋根の塗装をしたことがない」とのことで現地で屋根状況を確認したところ、スレート屋根はかなり傷んでおり、棟板金や谷樋が錆びてしまっている状態でした。
棟板金や谷樋は雨水を適切に流す役割をもっています。棟板金の錆が進み穴が開いたり腐食したりすると、雨水が屋根の下地や建物内部に入り込んでしまう可能性があります。
また、錆びた部分は脆くなり、台風などの強風の影響で剥がれてしまったり破損してしまったりする可能性があります。そうなってしまうと屋根全体の保護機能が低下してしまいますので、必要に応じて塗装や、今回の様に錆に強いガルバリウム鋼板に交換することをおすすめします。

棟板金を撤去し既存の貫板が露出した屋根
古い棟板金と谷樋、棟の下地となる貫板を撤去。既存のスレート屋根は残して、次の工程へ進みます。
(2)既存の棟板金・谷樋を解体撤去していきます。棟板金の中にある下地材の貫板も同時に撤去していきます。
貫板は棟板金をしっかりと固定し、屋根全体の安定性や防水性をサポートする役割があります。 土台となる貫板があることで、棟板金を屋根にしっかりと固定することができ、台風などの自然災害で剥がれたりすることを防ぐことができます。
従来は写真の様に木材が使用されることが多かったですが、湿気や雨水で腐食してしまうことも多いため、最近では樹脂製の耐久性が高いものを設置することも増えています。

既存屋根の上に防水シートを敷設した状態
既存の屋根に、ルーフィングと呼ばれる防水シートを敷きます。金属屋根の下で雨水の侵入を防ぐ、大切な工程です。
(3)既存の屋根にルーフィングを敷設します。カバー工法といっても直接ガルバリウム鋼板を張るわけではなく、ルーフィングとよばれる防水シートを敷きます。
カバー工法では既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、ルーフィングは非常に重要な役割を果たします。
既存の屋根の上にルーフィングを敷くことで、万が一上部の屋根材に隙間や破損が生じても、ルーフィングがその下で水の侵入を防ぎ、雨漏れのリスクを大幅に減らします。

防水シートの上にガルバリウム鋼板を張り進める様子
ガルバリウム鋼板をカットし、屋根に固定します。雨水が入りやすい継ぎ目や隅を、丁寧に納めます。
(4)屋根の形に合わせてガルバリウム鋼板をカットし、屋根に固定していきます。継目や隅は雨水が入らないようにより丁寧に処理をします。

棟板金の下地となる樹脂製の貫板
今回の現場では、木の貫板に替えて樹脂製のエコランバーを使用。棟板金をビスや釘で固定する土台をつくります。
(5)棟板金を設置する箇所に下地材の貫板を設置します。貫板は棟板金を固定するために設置する下地材です。棟板金をビスや釘で止める土台になります。
既存の貫板には木を使用していましたが、今回設置した貫板は樹脂製のエコランバーを設置しました。エコランバーは水に強く木の様に腐食せず、木と同じくらい加工がしやすく軽い下地材です。
木の貫板は腐食してしまうと棟板金の固定が緩んでしまい、強風で棟板金が飛ばされてしまったり雨漏れの原因となったりしてしまいます。耐久性の高い樹脂製のエコランバーを使用することで、木材の腐食による固定部の不具合を抑えることが期待できます。

棟板金の重ね部分にシーリングを施した状態
棟板金を取り付け、重ね部分や端部を仕上げます。写真の尖った端部は「剣先」と呼ばれる形状です。
(6)屋根に棟板金を取り付けて、全体の防水性や見た目を整えます。ちなみに写真のように棟板金の端部が尖っている形状を「剣先」といいます。剣のように見えるデザインから剣先といわれています。

外壁と下屋根の取り合いに設置した壁際水切り
下屋根にも金属屋根と棟板金を施工。外壁との取り合いには壁際水切りを設け、隙間にコーキングを充填します。
(7)下屋根にも棟板金を取り付けて完了です。雨水の侵入を防ぐため外壁と屋根の取り合いには壁際水切りを設置して、隙間にコーキングを充填します。
同じ工程の小さな写真を選ぶと、別の様子が見られます。屋根の上の確認や作業は、専門業者にお任せください。
06 / ビフォーアフター


掲載現場の施工前・施工後です。撮影位置は異なります。ご購入から約20年経過した屋根を改修しました。
07 / 協和ハウスの施工事例

埼玉県さいたま市 O様

千葉県松戸市 H様

埼玉県川越市 I様

千葉県松戸市 N様

埼玉県さいたま市 S様

千葉県松戸市 M様

埼玉県新座市 I様

埼玉県さいたま市 Y様

埼玉県戸田市 K様

埼玉県さいたま市 Y様

栃木県宇都宮市 K様

埼玉県上尾市 S様

千葉県松戸市 T様

埼玉県加須市 M様

千葉県松戸市 S様

埼玉県さいたま市 I様
08 / よくある質問

一般的な戸建て住宅(30~40坪程度)の場合、足場の設置から解体まで含めて、通常5日〜10日程度で完了します。天候によって前後する場合がありますが、住みながらの施工が可能です。
下地の野地板(のじいた)が腐食していないことが条件です。表面の塗装が剥げている、軽微なひび割れがあるといった状態であれば施工可能です。雨漏りが激しく下地まで傷んでいる場合は、葺き替えをご提案することがあります。
最大のメリットは、古い屋根材を剥がさないため「廃材処分費用」が抑えられ、工事費用を安くできる点です。また、屋根が二重になるため、断熱性や遮音性が向上する効果もあります。
現地確認、お見積りはすべて無料で対応しております。相見積りも大歓迎ですので、他社様との比較や検討材料の一つとして、まずはお気軽にご相談ください。
断熱・遮音性の改善は、採用する屋根材や施工条件によって異なります。実際の工期も現地確認後にご案内します。
屋根カバー工法のご相談
塗装の剝がれ、屋根材の傷み、棟板金の錆など、気になっていることをお知らせください。現地を確認して、必要な工事をご案内します。
写真を撮るために、屋根へ上る必要はありません。すでにある写真や点検資料があれば、参考になります。
埼玉県さいたま市を拠点に対応しています。詳しくは対応エリアのご案内をご確認ください。