カバー工法で改修したガルバリウム鋼板屋根
協和ハウスの施工現場 / 改修後

屋根のリフォーム / 施工写真で解説

屋根カバー工法でガルバリウム鋼板改修工事

今の屋根材を残して、
防水シートと新しい屋根を重ねる。
工法のしくみから実際の施工まで、
写真で分かりやすくご紹介します。

  • 工期目安 5〜10日
  • 現地確認・お見積り無料

今の屋根材を残して、
防水シートと金属屋根を重ねます。

屋根カバー工法の3層構造。下から既存の屋根、防水シート、ガルバリウム鋼板を重ねるイメージ
施工の考え方を示す概略図。形状・厚み・納まりは屋根によって異なります。

古い屋根を撤去して張り替える「葺き替え」と異なり、今ある屋根材の上に、新しい層を重ねる工法です。

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    ガルバリウム鋼板

    外側の新しい屋根。雨や風から住まいを守ります。

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    ルーフィング(防水シート)

    屋根材の下で、雨水の侵入を防ぎます。

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    既存の屋根と下地

    残して施工できる状態か、事前に確認します。

表面の傷みだけか。
下地まで傷んでいるか。

施工前のスレート屋根の表面の傷み
掲載現場 / 塗装の傷みを確認したスレート屋根
施工前の錆びた棟板金・谷樋棟板金・谷樋の錆
カバー工法を検討できる条件

平坦な屋根材で、下地が健全。

スレート屋根やトタン屋根などが対象です。塗装の剝がれや軽微なひびがあっても、下地の野地板が腐食していなければ施工を検討できます。

葺き替えを検討する条件

瓦屋根や、下地まで傷んだ屋根。

凹凸のある瓦屋根、雨漏りで下地が腐食している場合などは、既存の屋根を撤去する方法をご提案することがあります。

瓦屋根からの葺き替えを見る ↗

屋根の表面だけで施工可否は決まりません。屋根材と下地の状態を確認して、工法をご案内します。

撤去を抑えながら、
屋根を新しくする方法です。

既存のスレートを残し、棟板金を撤去した屋根

撤去・廃材処分を抑える

古い屋根材を残すため、全面撤去にかかる作業や処分費用を抑えられます。

すっきりと仕上がったガルバリウム鋼板屋根

軽量な金属屋根を使う

瓦などに比べて軽量なガルバリウム鋼板。すっきりとした外観に仕上がります。

防水シートと新しい金属屋根を重ねる施工の様子

断熱・遮音性の改善

屋根が二重になり、性能の改善が期待できます。効果は屋根材の仕様や施工条件で変わります。

重ねる分の重さは増えます。軽量な屋根材でも、既存屋根と建物の状態を確認して施工します。下地の傷みを隠すための工事ではありません。

ガルバリウム鋼板の特徴・めっきの成分を詳しく見る
金属屋根材の表面イメージ
金属屋根材の表面イメージ

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことです。めっきは、表面に金属の膜をつくる技術です。

アルミニウム 55%
耐食性と耐熱性を担います。
亜鉛 43.4%
亜鉛が先に溶けて鋼を守る「犠牲防食」の働きがあります。
シリコン 1.6%
めっき層の加工性などを調整します。

錆びにくい素材ですが、錆びないわけではありません。使用できる年数は、海に近いなどの環境、製品の仕様、傷やメンテナンス状況によって変わります。20〜30年といった年数だけで判断せず、状態に合わせて点検します。

材料の参考:日本製鉄「ガルバリウム鋼板」 / アイジー工業「なぜ金属が選ばれるの?」

住みながら、屋根を改修。
工期・費用は現地で確認。

一般的な戸建て住宅(30〜40坪程度)

5〜10日程度

屋根工事の作業員のイラスト
含まれる期間
足場の設置から解体まで
作業人数
2〜3人が目安。施工範囲により調整
工期が変わる条件
屋根の形状・状態、施工範囲、天候など

住みながら施工できます。太陽光パネルの脱着などを伴う事例では、上記より日数がかかる場合があります。

まず状態を見て、
必要な工事をお見積り。

屋根の状況と施工範囲によって費用が変わります。現地確認・お見積りは無料。工事内容と金額を確認してから、ご検討いただけます。

写真と報告書で屋根の状態をご説明します。料金目安と施工事例、点検のご案内もご覧いただけます。

無料点検・お見積りを予約する

ご予算や工事のメリットが合わない場合は、改めてご検討ください。

屋根カバー工法の
施工手順を写真で確認。

表面の傷みが見られる既存のスレート屋根

表面の傷みが見られる既存のスレート屋根

STEP 01 / 状態確認

今の屋根の傷みを、確認します。

築30年の住宅。中古で購入してから20年間、屋根の塗装をしていなかった現場です。スレートの傷みと、棟板金・谷樋の錆を確認しました。

この工程の詳しい説明を読む

(1)まずは既存屋根の状態確認です。今回の現場は築30年の住宅で、中古でご購入されて20年間経過している一戸建て住宅でした。「その間一度も屋根の塗装をしたことがない」とのことで現地で屋根状況を確認したところ、スレート屋根はかなり傷んでおり、棟板金や谷樋が錆びてしまっている状態でした。

棟板金や谷樋は雨水を適切に流す役割をもっています。棟板金の錆が進み穴が開いたり腐食したりすると、雨水が屋根の下地や建物内部に入り込んでしまう可能性があります。

また、錆びた部分は脆くなり、台風などの強風の影響で剥がれてしまったり破損してしまったりする可能性があります。そうなってしまうと屋根全体の保護機能が低下してしまいますので、必要に応じて塗装や、今回の様に錆に強いガルバリウム鋼板に交換することをおすすめします。

棟板金を撤去し既存の貫板が露出した屋根

棟板金を撤去し既存の貫板が露出した屋根

STEP 02 / 部材の撤去

棟板金・谷樋・貫板を外します。

古い棟板金と谷樋、棟の下地となる貫板を撤去。既存のスレート屋根は残して、次の工程へ進みます。

この工程の詳しい説明を読む

(2)既存の棟板金・谷樋を解体撤去していきます。棟板金の中にある下地材の貫板も同時に撤去していきます。

貫板は棟板金をしっかりと固定し、屋根全体の安定性や防水性をサポートする役割があります。 土台となる貫板があることで、棟板金を屋根にしっかりと固定することができ、台風などの自然災害で剥がれたりすることを防ぐことができます。

従来は写真の様に木材が使用されることが多かったですが、湿気や雨水で腐食してしまうことも多いため、最近では樹脂製の耐久性が高いものを設置することも増えています。

既存屋根の上に防水シートを敷設した状態

既存屋根の上に防水シートを敷設した状態

STEP 03 / 防水シート

屋根材の前に、防水シートを敷きます。

既存の屋根に、ルーフィングと呼ばれる防水シートを敷きます。金属屋根の下で雨水の侵入を防ぐ、大切な工程です。

この工程の詳しい説明を読む

(3)既存の屋根にルーフィングを敷設します。カバー工法といっても直接ガルバリウム鋼板を張るわけではなく、ルーフィングとよばれる防水シートを敷きます。

カバー工法では既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、ルーフィングは非常に重要な役割を果たします。

既存の屋根の上にルーフィングを敷くことで、万が一上部の屋根材に隙間や破損が生じても、ルーフィングがその下で水の侵入を防ぎ、雨漏れのリスクを大幅に減らします。

防水シートの上にガルバリウム鋼板を張り進める様子

防水シートの上にガルバリウム鋼板を張り進める様子

STEP 04 / 屋根材施工

屋根の形に合わせ、鋼板を張ります。

ガルバリウム鋼板をカットし、屋根に固定します。雨水が入りやすい継ぎ目や隅を、丁寧に納めます。

この工程の詳しい説明を読む

(4)屋根の形に合わせてガルバリウム鋼板をカットし、屋根に固定していきます。継目や隅は雨水が入らないようにより丁寧に処理をします。

棟板金の下地となる樹脂製の貫板

棟板金の下地となる樹脂製の貫板

STEP 05 / 貫板の設置

棟を固定する、貫板を取り付けます。

今回の現場では、木の貫板に替えて樹脂製のエコランバーを使用。棟板金をビスや釘で固定する土台をつくります。

この工程の詳しい説明を読む

(5)棟板金を設置する箇所に下地材の貫板を設置します。貫板は棟板金を固定するために設置する下地材です。棟板金をビスや釘で止める土台になります。

既存の貫板には木を使用していましたが、今回設置した貫板は樹脂製のエコランバーを設置しました。エコランバーは水に強く木の様に腐食せず、木と同じくらい加工がしやすく軽い下地材です。

木の貫板は腐食してしまうと棟板金の固定が緩んでしまい、強風で棟板金が飛ばされてしまったり雨漏れの原因となったりしてしまいます。耐久性の高い樹脂製のエコランバーを使用することで、木材の腐食による固定部の不具合を抑えることが期待できます。

棟板金の重ね部分にシーリングを施した状態

棟板金の重ね部分にシーリングを施した状態

STEP 06 / 棟板金

棟板金を取り付け、屋根の頂部を仕上げます。

棟板金を取り付け、重ね部分や端部を仕上げます。写真の尖った端部は「剣先」と呼ばれる形状です。

この工程の詳しい説明を読む

(6)屋根に棟板金を取り付けて、全体の防水性や見た目を整えます。ちなみに写真のように棟板金の端部が尖っている形状を「剣先」といいます。剣のように見えるデザインから剣先といわれています。

外壁と下屋根の取り合いに設置した壁際水切り

外壁と下屋根の取り合いに設置した壁際水切り

STEP 07 / 壁際・下屋根

壁際と下屋根を仕上げて、完成です。

下屋根にも金属屋根と棟板金を施工。外壁との取り合いには壁際水切りを設け、隙間にコーキングを充填します。

この工程の詳しい説明を読む

(7)下屋根にも棟板金を取り付けて完了です。雨水の侵入を防ぐため外壁と屋根の取り合いには壁際水切りを設置して、隙間にコーキングを充填します。

同じ工程の小さな写真を選ぶと、別の様子が見られます。屋根の上の確認や作業は、専門業者にお任せください。

傷んだスレート屋根から、
新しい金属屋根へ。

BEFORE / 施工前改修前の表面が傷んだスレート屋根
表面が傷んでいた、既存のスレート屋根。
AFTER / 施工後ガルバリウム鋼板で改修した屋根の全景
防水シートと鋼板を重ね、棟板金まで施工。

掲載現場の施工前・施工後です。撮影位置は異なります。ご購入から約20年経過した屋根を改修しました。

屋根カバー工法の施工事例。

ほかの屋根カバー工法の事例を見る(12件)

工事の前に、気になること。

施工を終えた金属屋根と棟板金
屋根の形状や傷みを確認して、工事方法をご案内します。
屋根カバー工法の工期はどのくらいかかりますか?

一般的な戸建て住宅(30~40坪程度)の場合、足場の設置から解体まで含めて、通常5日〜10日程度で完了します。天候によって前後する場合がありますが、住みながらの施工が可能です。

今の屋根がどんな状態ならカバー工法ができますか?

下地の野地板(のじいた)が腐食していないことが条件です。表面の塗装が剥げている、軽微なひび割れがあるといった状態であれば施工可能です。雨漏りが激しく下地まで傷んでいる場合は、葺き替えをご提案することがあります。

屋根カバー工法のメリットは何ですか?

最大のメリットは、古い屋根材を剥がさないため「廃材処分費用」が抑えられ、工事費用を安くできる点です。また、屋根が二重になるため、断熱性や遮音性が向上する効果もあります。

現地調査や見積りをお願いするのに費用はかかりますか?

現地確認、お見積りはすべて無料で対応しております。相見積りも大歓迎ですので、他社様との比較や検討材料の一つとして、まずはお気軽にご相談ください。

断熱・遮音性の改善は、採用する屋根材や施工条件によって異なります。実際の工期も現地確認後にご案内します。

「うちの屋根にもできる?」
その確認から、ご相談ください。

塗装の剝がれ、屋根材の傷み、棟板金の錆など、気になっていることをお知らせください。現地を確認して、必要な工事をご案内します。

  • お住まいの市区町村
  • 屋根で気になっていること
  • 築年数・過去の屋根工事(分かる範囲で)

写真を撮るために、屋根へ上る必要はありません。すでにある写真や点検資料があれば、参考になります。

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