床下調湿マット・調湿材・防湿シートの施工手順の説明です

床下調湿マット・調湿材・防湿シート工事の手順

床下の湿気対策として、比較的簡単に設置が可能で、費用も比較的安価なのが調湿マット・調湿材です。布基礎のお宅の湿気対策として施工されます。

調湿マット・調湿材は湿気が弱い床下に設置すれば、湿気を抑え込み調湿することは可能ですが、床下の湿気が強いと調湿マット・調湿材が濡れてしまい、吸収しきれない状態になってしまうこともあります。

そうなってしまうと一度床下から調湿マット・調湿材を全て取り出して、外で乾かしてから再度床下に設置する必要があります。そのような状態になってしまう場合は、床下に調湿マット・調湿材を施工することでの湿気対策は難しい状態ということですので、注意が必要です。

調湿マット・調湿材では吸収しきれないほど湿気が強い場合は布基礎からベタ基礎に変更するリフォームをおすすめします。

調湿マット

床下調湿マット・調湿材の構造

床下調湿マット・調湿材は、布基礎の土の上に防湿シートを敷設してからそれぞれ防湿材を施工していきます。 調湿マット・調湿材それぞれの構造図は下図の通りです。(※イメージ図のため、実際のサイズ等異なる場合がございます。)

調湿マットの場合

床下調湿マットの場合は、布基礎の土の上に防湿シートを敷設して、その上に調湿マットを敷設します。床下の湿気の度合いによっては、防湿シートを敷設せずに調湿マットのみ施工する場合もあります。

床下調湿マットの仕上がりイメージ図

調湿材の場合

床下調湿マットの場合は、布基礎の土の上に防湿シートを敷設して、その上に調湿材を敷設します。防湿シートを床下全体に敷設して固定金具で固定してから、調湿材を施工します。

床下調湿材の仕上がりイメージ図

床下調湿マット・調湿材の施工期間

床下調湿マット・調湿材の施工期間は1日~2日です。施工範囲によって多少前後がありますが、よほど広い家でない限りは1日~2日で作業完了します。 床下調湿マット・調湿材工事は床下での作業になります。床下点検口周辺は養生しますが、普段通り住みながらの工事が可能です。

床下調湿マット・調湿材の施工手順

床下調湿マット・調湿材の基本的な流れは、養生 → 床下の清掃 → 防湿シート敷設 → 床下調湿マット・調湿材の設置となります。調湿マットと調湿材では施工方法が若干異なりますので、この2つの工事の手順をご紹介いたします。

床下での限られて空間での作業になりますが、作業は1~3人いれば施工可能です。DIYでの施工も可能ですが、床下の作業ですので汚れないように、つなぎ作業服・床下用マスク・長靴・手袋・ヘッドライト等を装着して作業する必要があります。

作業員2人

調湿マットの施工手順

床下調湿マットの施工手順は、床下点検口または和室を開口して床下に入り込み、床下清掃後に防湿シート・調湿マットを敷設します。

床下の湿気の強さによっては、防湿シートは敷設せずに、調湿マットのみを敷設することもあります。施工するには1~2人必要となります。

(1)調湿マットの施工は、床下点検口、または和室を開口してから床下に入り込み作業をするため、周辺を養生していきます。

養生

(2)床下調湿マットの取り出しが完了したら、次は床下の清掃です。床下作業員がつなぎ作業服・床下用マスク・長靴・手袋・ヘッドライトを装着して、床下の清掃を行います。

床下の清掃

床下の湿気でお悩みのお宅では、上の写真のように湿気等で床下の木材が破損していることもあります。このような木材の破片も回収していきます。

(3)床下の湿気の強さによっては、調湿マットを施工前する前に防湿シートを張り込んでいきます。

作業スタッフが防湿シートを張り込む

(4)張り込んだ防湿シートを固定金具で固定していきます。

固定金具の打ち込み

(5)床下に敷設する調湿マットを運び込みます。

調湿マットの運び込み

(6)作業スタッフが床下に潜り込み、調湿マットを敷設していきます。

調湿マットの運び込み

(7)床下全体に調湿マットを敷設して完了です。

調湿マットの運び込み

以上が床下に調湿マットを設置する施工手順となります。続いて調湿材の施工手順をご紹介します。

調湿材の施工手順

床下調湿材の施工手順は、床下点検口から、または和室を開口して床下に入り込み、床下清掃後に防湿シートを張り込み、調湿材を敷設します。

調湿材を敷設する前に、防湿シートを床下全体に張り込んで固定金具で固定する作業が必要になりますので、施工するには2~3人必要となります。

(1)調湿材の場合も床下点検口、または和室を開口してから床下に入り込み作業をするため、周辺を養生していきます。

養生

(2)床下作業員がつなぎ作業服・床下用マスク・長靴・手袋・ヘッドライトを装着して、まずは床下の清掃を行います。

床下の清掃

(3)湿気が多い基礎には、下図のようにカビが生えてしまっていることがあります。

床下基礎に生えたカビ

(4)調湿材を施工する前に、基礎のカビは取り除いていきます。

床下基礎に生えたカビの撤去

(5)床下の清掃・カビの撤去が完了したら、作業スタッフが床下に潜って、防湿シートを敷いていきます。

作業スタッフが防湿シートを張り込む

(6)防湿シートは動かないように、固定金具でしっかりと固定していきます。

U字型固定金具でシートを固定

(7)床下全体に防湿シートを張り込み、固定金具で固定していきます。

防湿シートを張り込んだ床下

(8)隙間があっては意味がないので、基礎下部までしっかりと隙間がないように防湿シートを張り込んでいきます。

基礎付近の防湿シート

(9)調湿材を運び込みます。1袋で約1畳分に調湿材を敷設することができます。

積まれた調湿材

(10)作業スタッフが床下に潜り込み、防湿シートの上から調湿材を敷設していきます。

調湿材の敷設

(11)床下全体に調湿材を敷設して完了です。

調湿材の敷設完了

以上が床下に調湿マット・調湿材を設置する施工手順となります。施工する範囲や床下の状況等で費用は変わりますが、床下の面積が分かれば概算見積りをメールにてご提示可能です。

もちろん概算見積りは無料で対応しておりますので、一度概算見積りで費用を確認してから、予算内で施工可能でメリットがあれば床下湿気対策の施工を検討する。メリットを感じられない場合や、費用面で都合が合わない場合は検討を改める。といった流れがおすすめです。

床下の湿気にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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