太陽光発電システム設置工事
太陽光発電システム設置工事の流れについて
ご家庭で太陽光発電システムを設置する場合、どういう準備が必要なのか、また設置工事自体はどのような手順で行なわれるのか、 事前に知っておくと、いろいろなトラブルを回避することができます。
現場調査
屋根の勾配や設置面積、搬入経路、パワーコンディショナーの設置場所などを事前にお伺いして確認します。
資材運搬
太陽光パネル、電気配線、架台、パワーコンディショナー、カラーモニターなど、太陽光発電システム設置工事に必要な材料を搬入します。
架台金具取付
太陽光モジュールを載せる架台を置く為に、屋根に専用の金具(アンカー)を取り付けます。
ネジでしっかりと固定した後に、コーキング処理をし、雨水が入らないようにしっかりと防水します。
架台取付
先ほど設置した架台金具に、架台を設置していきます。
太陽光パネル取り付け
屋根に太陽光パネルを取り付けていきます。
各種電気・配線工事
室内・室外のパワーコンディショナー、接続箱、電気メーター等を取り付けるため、各種電気・配線工事を行います。
この時点では電気メーターは通常の買電用のものしかありませんが、工事後に電力会社による連系工事により、売電メーターが取り付けられます。
パワーコンディショナー取付
室内にパワーコンディショナーを取り付けます。パワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電した直流電力を、一般の家庭で使用できるよう、交流電力に変換する役割があります。
接続箱取付
接続箱を取り付けます。接続箱は家の外の外壁部分に取り付けます。接続箱は太陽光からの複数の配線を一つにまとめてパワーコンディショナーに接続する役割があります。
カラーモニター取付
カラーモニターを取り付けします。カラーモニターを設置することで、発電、消費、売電電力をリアルタイムで確認する事ができます。
表示モードも数種類あり、電気状況をわかりやすく表示します。
太陽光発電システム設置工事完了
以上の工程で太陽光発電システム設置工事が完了となります。ここまでの工事は基本1日で完了しますが、電力会社による連系が終わってからの運転開始となります。
工事完了日から連系工事までは約2~3週間ほどかかります。
※全量売電工事(太陽光10Kw以上搭載)の場合は、工事完了まで2~3日程度かかります。
※全量売電工事(太陽光10Kw以上搭載)の場合は、工事完了まで2~3日程度かかります。
電力会社による連系工事
電力会社によって売電メーターが取り付けられます。同時に全てのシステムが問題なく作動するかチェックを行い、ここで初めて太陽光のスイッチをONにし、太陽光発電システムが運転開始となります。