エコキュートの設置
エコキュートの設置工事の流れについて
ご家庭でエコキュートを設置する場合、どういう準備が必要なのか、また設置工事自体はどのような手順で行なわれるのか、 事前に知っておくと、いろいろなトラブルを回避することができます。
エコキュートからエコキュートに取替え工事をする場合は「エコキュートの取替え・交換工事」を参考にしてください。
設置場所の確認
工事に入る前に、まずエコキュートを設置する場所を決めなければなりません。エコキュートは通常、屋外に設置します(屋内用もあります)。
設置場所は、サイズや配管・配線などの条件を踏まえた上で、お客様と話し合って決めていきます。
基礎ブロック設置
エコキュート貯湯ユニットを設置する場所にエコキュート用の基礎ブロックを設置します。
エコキュート貯湯ユニットは製品自体の重量が60kg~90kgあり、満水時には400kg~600kgになります。そのため、しっかりとした基礎ブロックが必要なのです。
エコキュート貯湯ユニットは製品自体の重量が60kg~90kgあり、満水時には400kg~600kgになります。そのため、しっかりとした基礎ブロックが必要なのです。
既存の給湯器の撤去作業
既存のガス給湯器(ボイラー)を撤去します。リフォームにおいて、エコキュートと併せてIHクッキングヒーターを導入する場合はガスは使わなくなるので、工事終了後は
ガス会社との契約を解除し、以降、ガス代は一切かからなくなります。
撤去後のコーキング処理
給湯器撤去後に給湯器を固定していたビス穴をコーキング剤で埋めます。
この処理を行なわないと、ビス穴から水などが浸入して外壁が傷んでしまいますので、非常に重要な処理になります。
エコキュート貯湯ユニットの据え置き
事前につくられた土台にエコキュート貯湯ユニットを設置します。
この時点ではまだボルトを固定せず、基礎ブロックの上に置くだけです。
エコキュート貯湯ユニットの水平確認
エコキュート貯湯ユニットの傾斜度を測り、水平確認を行ないます。
エコキュート貯湯ユニットの固定
水平確認がとれたら、エコキュート貯湯ユニットと基礎ブロックをボルトでしっかり固定します。
給水給湯配管切り廻し
エコキュートを設置する際に配管の切り廻しが必要な場合、配管の切り廻し作業を行います。
エコキュート貯湯ユニットに配管を接続
エコキュート貯湯ユニットに給水・給湯・風呂配管を接続していきます。
給水給湯配管保温工事
冬場の朝方など、非常に気温の低いときに、配管が凍結してしまうことがあります。何かと慌しい冬の朝にお湯が使えないと
非常に困りますので、配管の保温工事を行い、凍結を防ぎます。
ヒートポンプユニットの設置
ヒートポンプユニットを設置します。
配線・配管を接続
エコキュート貯湯ユニットとヒートポンプユニットの配線・配管を接続します。
もちろん、こちらの配管も凍結予防の保温工事をしっかり行います。
リモコン配線
エコキュート貯湯ユニットとリモコンの配線接続を行います。
浴室・台所用リモコンの設置
既存のリモコンがある場合は外し、新しいエコキュート用のリモコンを設置します。
エコキュートのリモコンはシンプルな構成で、ボタンの配置も分かりやすく非常に使いやすくなっています。
当社からも設置後は使用方法をしっかりご説明しますので、ご安心下さい。
エコキュート貯湯ユニットの脚部カバー取り付け
エコキュート貯湯ユニットに脚部カバーを取り付けます。脚部カバーを取り付けることによって
配管が隠れ、非常にスマートできれいな外観になります。
エコキュート設置完了
以上の工程でエコキュートの設置完了になります。