瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事手順の説明です

瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の手順

瓦屋根は、棟や軒先で固定されていますが、他の箇所の瓦は固定されておらず、桟木(さんぎ)という木部に引っ掛けて並べられています。 防災瓦という瓦同士を連結して1枚1枚をビス止めするような瓦もありますが、一般的な日本瓦屋根の場合は1枚1枚固定されていないことが多いです。

そのため台風や突風・地震などの天災で瓦がずれたり、飛んでいってしまうことがあります。 気象庁のHPには風速20m~30mで「屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。」と記載されています。

多少ずれるくらいなら元の位置に戻せばすぐに直りますが、たくさんの瓦が剥がれて落ちて割れてしまった場合は、直すのに時間と手間・費用がかかってしまいます。 瓦がない部分は屋根の下地がむき出しになってしまうため、雨漏れ被害の可能性が高くなります。

瓦屋根の日本家屋

また、台風等で同じ地区の建物がたくさん被害にあってしまうと、業者の対応が間に合わずに、数か月間屋根が修理できないまま住むことを余儀なくされる場合もあります。

そうなってしまう前の対応策のひとつが、瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事です。 特に旧耐震基準(1981年以前)に建てられた瓦屋根の住宅は、ガルバリウム鋼板屋根などの軽い屋根に葺き替えることをおすすめします。

瓦とガルバリウム鋼板について

 

瓦は断熱性や耐久性が優れていると言われていますが、他の屋根材より重いのが特徴です。日本瓦の屋根の場合、瓦1枚の重さが約2.7kgで、1㎡あたり約16枚(約43kg)使用します。屋根面積が100㎡の場合、4320kgの重量が屋根の上に載っていることになります。

ガルバリウム鋼板は1㎡あたり約5.7kgで、屋根面積が100㎡の場合、屋根に570kgの重量が載っていることになり、瓦屋根の約8分の1と非常に軽く、耐久性も高く錆びにくいのが特徴です。

1平米あたりの瓦とガルバリウム鋼板の重さ

また、瓦屋根からガルバリウム鋼板にすることで耐震性も向上するといわれています。屋根が重いと屋根の重さにつられて、地震の時に大きく建物が揺さぶられてしまいます。屋根を軽くすることで屋根の重さにつられることなく、地震の時の揺れも小さく抑えることが可能です。

重い屋根・軽い屋根図、ガルバ張替え

瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の施工期間

瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の施工期間は8日~12日です。施工箇所や施工範囲・屋根の形状によって多少前後します。

瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の手順

瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の基本的な流れは、足場組立 → 瓦の撤去 → 屋根の清掃 → 野地板張り込み → ルーフィング張り込み → ガルバリウム鋼板張り込みとなります。

瓦は非常に重くアスベストを含んでいる瓦もあります。施工も屋根の上での作業が中心となるためDIYで施工するのは困難です。ぜひプロにお任せください。

今回は協和ハウスで実際にガルバリウム鋼板屋根に葺き替え工事をした現場写真を使用して、「瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替え工事」の施工手順をご紹介します。

こちらの現場は台風被害で瓦が飛散してしまい、応急処置としてブルーシートをかけている状態のなか協和ハウスにご相談いただき、瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の施工に至りました。

(1)まずは足場を組み立てます。

足場組立

(2)次に荷揚げ機(リフト付きのハシゴ)を設置します。

リフト付きのハシゴの設置

瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える場合、既存の瓦をすべて下におろして撤去する必要があります。

瓦は1枚でも重量があるので、何枚も重ねて手作業でおろすと時間が掛かるうえに、落下や衝突の危険があるため、荷揚げ機に載せて瓦をおろします。 場所によってはクレーン車を使用する場合もあります。

(3)棟瓦を撤去していきます。

棟瓦の撤去

(4)棟瓦の部分には固定するための漆喰が打ち込まれています。この漆喰もすべて撤去していきます。

棟漆喰の撤去

(5)大屋根部分の瓦も撤去していきます。バラバラにするとかさばるため、キレイに重ねて撤去していきます。

瓦の撤去

撤去する際にあまり力を入れすぎると瓦が割れてしまったり、ほこりや土が大量に舞ってしまうので、慎重に丁寧に作業を進めます。

(6)重ねた瓦を荷揚げ機にセットして、屋根からおろしていきます。

荷揚げ機で瓦をおろす

(7)おろした瓦をフレコンパックに入れていきます。

フレコンパックに入れた瓦

(8)瓦をすべて撤去した後は、屋根の上の残土を撤去していきます。

土の撤去

(9)残土を撤去したあとは、屋根の上をキレイに清掃していきます。

屋根の清掃

(10)撤去した瓦や屋根の上の残土です。

フレコンパックに入れた瓦

今回の瓦にはアスベストが入っていたため、フレコンパックに入れてから、アスベスト引き受け可能な産廃業者にユニック車で引き揚げて撤去してもらいます。

屋根の瓦をすべておろして残土などの清掃もおこなったため、上記の写真以外にもフレコンパック5袋とガラ袋が60袋ほど出ました。

(11)続いて清掃した屋根に、野地板を張り込んでいきます。

野地板の張り込み

切妻屋根や片流れ屋根の場合はスムーズに張り込めますが、変形寄棟のような形状の場合は、屋根に合わせて複雑な形状に野地板をカットする必要があるので多少の手間がかかります。

今回瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に吹き替えたのは下図形状の変形寄棟でしたので、野地板のカット・張り込みに少し時間がかかりました。

野地板の張り込み

(12)野地板の張り込みが完了したら、ルーフィング(防水シート)の張り込みをしていきます。ルーフィングは雨水が入り込まないように、下から順に張り込んでいきます。

ルーフィング張込み

(13)施工範囲すべてにルーフィングを張り込んでいきます。

ルーフィング張り込み完了

(14)最後にガルバリウム鋼板・棟板金の張り込みをして完了です。

上塗り材混ぜ合わせ

以上が「瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替える工事の手順」となります。瓦からガルバリウム鋼板屋根に葺き替え予定の方や、台風などで屋根の瓦が飛散して雨漏れしているなど、屋根のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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