基礎補強・タックダイン施工手順の説明です

基礎補強・タックダイン

基礎補強・タックダイン

住宅を支える基礎は、大切な家を守るために重要な部分です。建物の自重や外からの力(地震等)を地盤にバランスよく伝えるための構造部分です。

この部分がひび割れてそのまま放っておくと、基礎コンクリート内部に水が入り込んでしまい中の鉄筋がさびて膨らんでコンクリートを押し出してしまう爆裂現象が起こる可能性もあります。

また、コンクリートの中性化により、内部の鉄筋が腐敗・サビてしまうと、基礎コンクリート内部の鉄筋が強度不足による耐力低下を起こしてしまいます。

そうなってしまうと基礎は本来の役割を果たしません。そうなる前に基礎の補強が必要となります。その補強工事のひとつがタックダイン施工です。

タックダインについて

 

タックダインはエポキシ樹脂を使用した基礎補強材です。エポキシ樹脂の効果は半永久で短期間で施工可能です。また、比較的ローコストで施工可能な補強剤です。

タックダイン

通常のタックダイン施工でも基礎補強は可能ですが、アラミド繊維を併用することでさらに強度を増すことが可能です。アラミド繊維は鉄の5倍の引張強さを持っており、防弾チョッキにも使用されています。その強度と柔軟性の信頼性も高く、基礎補強工事だけではなく、高速道路や橋脚などの公共工事でも用いられています。

アラミド繊維

基礎コンクリートの劣化について

住宅の基礎はコンクリートと鉄筋で構成されています。基礎に構造クラック(幅0.3mm以上、深さが5mm以上のひび割れ)が生じた場合は、基礎コンクリート内部の鉄筋部まで水が入り込んでしまい基礎コンクリートが劣化してしまう可能性があります。

また横向きのひび割れが生じた場合は、建物の構造的欠陥・地盤沈下・コンクリートの材料不良等の可能性がありますので、原因調査後に補修・補強が必要となります。

基礎のひび割れ

ひび割れ等「外傷」の他に基礎が劣化する原因として基礎コンクリートの「中性化」があります。コンクリートは施工後しばらくは「アルカリ性」です。この「アルカリ性」が中の鉄筋をサビたり腐食しないように働いてくれています。

ところがコンクリートは時間が経つにつれて「中性化」していきます。「アルカリ性」が徐々に失われていくわけです。「中性化」してしまうとコンクリート自体が強度を失うわけではありませんが、コンクリート内部の鉄筋腐食やサビの発生が容易になります。

基礎コンクリートの中性化

コンクリートの劣化というよりは、内部の鉄筋の強度不足による耐力の低下・鉄筋がサビて膨張することによりコンクリートのひび割れや剥離が発生してしまうわけです。この「中性化」を防ぐことは住宅の基礎強度を保つうえでとても重要なことです。

「中性化」を防ぐにはコンクリート保護材料で「中性化」を進行させないことが大切となります。基礎補強剤であるタックダインは中性化対策も備えています。中性化対策を行いながら基礎補強を施すことが可能です。ローコストで施工期間も最短1日と短期施工可能です。

タックダインによる基礎補強の手順

タックダインによる基礎補強の手順です。床下の清掃・基礎のチェックを行った後に、基礎補強するためにローラーを使用して基礎全体にタックダインを塗布していきます。

基礎の内側を施工する場合は床下の限られた空間での作業になるためDIYで施工するのは困難です。養生から施工までしっかりと行いますので、ぜひプロにお任せください。

まずは養生です。床下に入るための床下点検口の周辺をキズや汚れから守るためにしっかりと養生をします。

養生

次に床下の清掃です。床下は普段なかなか入らない場所ですから、ほこりや枯葉・虫の死骸が溜まっています。せっかく床下に入るのですから、サービスの一環として床下をきれいに清掃します。ちなみに下の写真にうつっている白い点のようなものは、全てダンゴムシ等虫の死骸です。

床下の清掃

床下全体のほこりや枯葉・虫の死骸を全て取り除いていきます。床下の限られたスペースでの作業になりますので、清掃で1時間前後はかかります。

床下のほこりや枯葉

清掃が完了したら基礎のチェックです。今回は基礎にカビが生えていました。基礎と床のベタ基礎がうまく接合されていないため隙間ができていることが原因だと思われます。

基礎のカビ

今回のようにカビが生えている場合はタックダインを塗布する前に、カビを取り除きます。

カビの除去

カビを取り除いたら、基礎補強材のタックダインを塗布していきます。使用するタックダインとローラーを用意して、つなぎ作業服・床下用マスク・ヘッドライト・手袋を着用して床下に潜って作業開始です。

基礎補強材のタックダイン

まずはタックダイン下塗りです。ローラーを使用して基礎にタックダインを刷り込むようにしっかりと塗布していきます。

タックダイン下塗り

下に垂れるくらいしっかりと塗るのが基本です。今回のように基礎と床のベタ基礎の隙間がある場合は、隙間を埋めるためにしっかりと塗布していきます。

タックダイン下塗り

次に上塗り用の硬化剤を作成します。主剤と硬化剤を3:1の割合で混ぜ合わせることで、上塗り用の硬化剤を作成していきます。

上塗り材混ぜ合わせ

しっかりと混ぜ合わせれば、上塗り用の硬化剤完成です。硬化剤は粘着性が高いため、ヘラかローラーで施工します。

上塗り材混ぜ合わせ

先ほど下塗りをした基礎の上から、上塗り材を塗布していきます。

タックダイン上塗り

こちらも今回のように基礎と床のベタ基礎の隙間がある場合は、基礎と床のベタ基礎の隙間を埋めるため、たっぷりと塗布して隙間を完全に埋めます。

タックダイン上塗り

床基礎にもひび割れがある場合タックダインを塗布して補修していきます。

床基礎ひび割れ補修

床基礎のひび割れを完全に覆うように塗布すれば完了です。

タックダイン上塗り

以上が基礎補強・タックダイン施工の手順となります。アラミド繊維を併用する場合はこの後にアラミド繊維を張り込み、その上から再度タックダインを塗布します。

ご希望の費用や基礎コンクリートの状況により、どの基礎補強工事が最適か判断いたします。基礎のひび割れや剥離でお悩みの方は、ぜひ一度ご連絡ください。


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