エコキュートの交換・取り替え工事の価格や手順の説明です

エコキュートの交換・取り替え工事

エコキュート交換・取り替え工事とは、すでに設置しているエコキュートを新しいエコキュートに交換・取り替えする工事です。

エコキュートの故障?寿命やエラー内容・修理金額・交換年数の記事でも、弊社独自のデータで検証していますが、エコキュートの寿命は10年~14年が目安となります。

機械ものですので多少前後はしますが、10年程たつとエラーが頻繁に発生したり、中の部品や基盤が劣化・故障してしまい、交換する必要が出てきてしまいます。

※エコキュートの配管交換をご検討中の場合は「エコキュート配管交換工事の手順」を参考にしてください。

エコキュート交換・取り替え工事の価格

エコキュート交換・取り替え工事の価格は60~90万円前後が目安となります。「フルオート」「オート」「給湯専用」などエコキュート自体の機能や、「560L(550L)」「460L」「370L」などタンク容量、メーカーによって金額は変わってきます。

「オート」は各メーカーごとに「エコオート」や「セミオート」など名称が変わりますが、ここではまとめて「オート」とさせていただきます。

メーカーによる価格差はそれほど大きくはないので、下記表がエコキュート交換・取り替え工事の価格の目安となります。(※弊社で施工した標準仕様エコキュートの場合の目安金額です。設置場所や環境・製品シリーズで価格が変動します。)

フルオート オート 給湯専用
560L(550L) 80~90万円 無し 70~80万円
460L 75~85万円 65~75万円 65~75万円
370L 65~75万円 60~65万円 60~65万円

エコキュート交換・取り替え工事の作業時間

エコキュート交換・取り替え工事の作業時間は4~7時間が目安となります。現場状況や作業内容によっては多少の前後はあります。

本体の取り替えのみだと4時間前後で完了しますが、配管が2階にあがっていたり、配管の切り回しや交換をする場合、設置場所が狭い場合などは6~7時間前後かかることが多いです。

エコキュート交換・取り替え工事の手順

エコキュート交換・取り替え工事の手順ですが、基本的には下記のように、「既存のエコキュートとヒートポンプユニットを取り外す」→「新しく取り替えるエコキュートとヒートポンプユニットを設置する」といった流れになります。

  • 既存のエコキュート取り外し
  • 既存のヒートポンプユニット取り外し
  • 新しく取り替えるエコキュートの設置
  • 新しく取り替えるヒートポンプユニットの設置

一見簡単にみえますが、なかなか大変な工事です。例えば既存のエコキュートを取り外すといってもそのまますぐに取り外せるわけではないのです。

接続されている「電気配線」や「配管」を取り外す必要がありますし、そのためには「ブレーカを落として電気を止める」「水を止める」といった作業が必要となります。そして何よりエコキュートはとても重いです。

ここから実際に代替え・交換工事をおこなった現場写真を使用しながら、エコキュートの交換・取り替え工事の手順を詳しく説明していきます。

既存のエコキュートの取り外し

まずは既存のエコキュートの取り外しです。ただ取り外すだけではありません。「電気配線」や「配管」を取り外す必要があります。そのあとにエコキュートを取り外し、工事スタッフが運んでトラックに載せる必要があるのですが、事前の準備をしっかりしないと持ち上がりません。

新しい製品ほど徐々に軽くなってはきていますが、10年ほど前のエコキュートは水が入っていない空の状態で80キロ近くあります。水が入っている状態では500キロ近くになります。そのため取り外して運ぶために必ず水抜きをする必要があります。

「エコキュートの水抜き」「配管内の水抜き」の後に「電気配線の取り外し」「配管の取り外し」を行います。すべてが完了してからようやく「エコキュート・ヒートポンプユニットの取り外し」となります。ここから順番に説明していきます。

エコキュートの水抜き

最初に「エコキュートの水抜き」を行います。タンクの中には水(お湯)が溜まっているので、溜まっている水をすべて抜く必要があります。「ブレーカ」と「漏電しゃ断器」を切ってから、写真のように「排水弁」を回して水を抜きます。

排水弁

排水に水が抜けていっているのが見えますね。タンク内の水が全部抜けるまで30分~1時間くらいはかかります。

排水にお湯が抜けている

水が抜けるまでに、エコキュートに接続されている「浴室配管」を緩めておきます。接続されている配管の一番右側の配管です。浴室が2階にあるため配管が立ち上がっているので、配管内に溜まっている水を抜くためです。

排水にお湯が抜けている

写真の一番右の配管から水が出てきているのが分かりますね。緩めた瞬間はもっと勢いよく水があふれ出てきていました。

排水にお湯が抜けている

続いて給湯配管・給水配管を取り外して、配管内の水を抜いておきます。

排水にお湯が抜けている

これで水抜き作業は完了です。「エコキュートの中の水」「配管内に溜まっている水」を抜きました。「エコキュートの中の水」が抜けきるには時間がかかりますので、水抜きをしながら「電気配線」「配管」の取り外し作業にうつります。

電気配線の取り外し

水抜きが終わるまでの間「電気配線の取り外し」を行います。取り外した電気配線は新しく取り替えるエコキュートに接続するので、取り外したあと一度絶縁テープをまいておきます。

もちろんブレーカーは落としているので電気はきていないのですが、エコキュートの電源は200Vなので非常に強力です。念のため巻いておきます。

工事スタッフ曰く、「100Vは昔流行った電気がビリっと流れるペンくらいのレベルだけど、200Vになると手が焦げて黒くなっちゃうよ」とのこと。気を付けましょう。

まずは電線コードを取り外します。

電源コード

ブレーカーは落としてあるのですが、念のため電気が来ていないかチェックします。

電圧チェック

電気が止まっていることを確認したら、絶縁テープをまいていきます。

電気配線に絶縁テープを巻く

新しく取り替えるエコキュートに接続するまで、この状態にしておきます。

絶縁テープ巻きつけ完了

続いてアース線も取り外します。

アース線取り外し

他の電線コードも取り外していきます。

他の電線コードも取り外して絶縁テープ巻きつけ

接続されている電線コードをすべて取り外して、絶縁テープをまいたら完了です。

配管の取り外し

次は「配管の取り外し」です。エコキュートに接続されている配管は「給湯配管」「ヒートポンプ配管」「給水配管」「浴室配管」の4つです。

エコキュート配管接続部分

事前に配管内の溜まっている水を抜いて、この4つの配管を取り外していきます。今回はお風呂への配管交換もするので「浴室配管」から取り外していきます。

浴室配管の取り外し

「浴室配管の取り外し」を行います。まずお風呂への配管をカバーするように取り付けられている「配管ダクト」を外していきます。

お風呂への配管ダクト取り外し

北側の配管によく配管ダクトをつけているのは凍結対策のためです。北側に配管をそのまま設置してしまうと冬に凍結してしまうことが多くなってしまいます。

配管ダクトを取り付けることで外気が直接配管に触れることがなくなりますので、凍結の被害を減少させることができます。

ちなみにエコキュートからお風呂への配管は長すぎると凍結しやすく傷みやすいため、配管の長さは15メートルまでと決まっています。この写真で6~7メートルくらいです。

お風呂への配管

こちらは外側から見た「浴槽循環アダプター」です。浴室の浴槽内についている追い炊き等が出る部分ですね。そこに接続されている配管です。今回は配管交換も施工するので、アダプターを外して配管を取り外します。

外側から見た浴槽循環アダプター

2階の浴室に接続されている接続アダプター・配管ダクトをすべて外してから、浴室配管をすべて取り出します。配管ダクトによって外気から守られていた配管なので、見た目はまだまだきれいですね。

取り外した浴室配管

エコキュートタンクに接続されている浴室配管を外します。

浴室配管の取り外し

あとは下から配管を引っ張り出せば、浴室配管の取り外しは完了です。

浴室配管の取り外し完了

ヒートポンプユニット配管の取り外し

次は「ヒートポンプユニット配管の取り外し」です。レンチを使用して接続部分を緩めます。

レンチを使用してヒートポンプユニット配管の取り外し

あとは手で配管を下に引っ張って取り外していきます。

ヒートポンプユニット配管取り外し完了

これでタンク側のヒートポンプユニット配管の取り外しが完了です。ヒートポンプユニット側の配管も同様に取り外しておきます。

ヒートポンプユニット配管取り外し完了

給水配管・給湯配管の取り外し

最後に「給水配管・給湯配管の取り外し」です。こちらもレンチ使用して接続部分を緩めて、手で外していきます。

給水配管・給湯配管の取り外し

これで接続されている「給湯配管」「ヒートポンプ配管」「給水配管」「浴室配管」4つの配管の取り外しが完了しました。

4つの配管の取り外し完了

撤去・運び出し

すべての配管を取り外したら、エコキュートのタンクとヒートポンプユニットを運び出して撤去していきます。

交換前のエコキュートの運び出し

「電気配線」「配管」の取り外しが完了したら、次はいよいよ「交換前のエコキュートの運び出し」です。水を抜いた状態でも80キロ前後あります。とても重いです。

設置されている状態のエコキュートをゆっくり横にして、工事スタッフ二人掛かりで持ち上げます。

エコキュート運び出し

持ち上げてしまえばあとは運ぶだけです。お客様宅の庭まで運んで、トラックに積んでいきます。

エコキュート運び出し

交換前のヒートポンプユニットの運び出し

次は「交換前のヒートポンプユニットを運び出し」です。ヒートポンプユニットもかなり重いです。50キロ前後あります。

ヒートポンプユニット運び出し

ヒートポンプユニットもお客様宅の庭まで運んで、トラックに積んでいきます。

ヒートポンプユニット運び出し

新しく取り替えるエコキュートの設置

交換前のエコキュートとヒートポンプユニットの運び出しが完了したら、次はいよいよ「新しく取り替えるエコキュートの設置」です。 新しいエコキュートは、写真のように段ボールと発泡スチロールで包装された状態で搬送されます。

新しいエコキュート

新しいヒートポンプ

ここから「運び込み」を行い、そのあとに「電線コードの接続」「配管の接続」「脚部カバーの取付」を行います。

新しく取り替えるエコキュートの運び込み

まずは「新しく取り替えるエコキュートの運び込み」です。最新のエコキュートなので交換前のエコキュートよりは軽いですが、やはり重いです。70キロ前後はあります。

エコキュート運び込み

段ボールで包装されたまま運ぶのは、運び入れる際に傷をつけないようにするためです。あと木の土台に乗っているので持ちやすく設置しやすいからです。

かなり狭いですが、設置位置の近くまで運びます。

設置位置まで運び込み

事前にサイズを測っているとはいえ、壁際と配管ギリギリ・・お見事!

壁際と配管ギリギリに設置完了

新しく取り替えるヒートポンプユニットの運び込み

続いて「新しく取り替えるヒートポンプユニットの運び込み」です。こちらも箱のまま運び込みます。

ヒートポンプユニット運び込み

新しく取り替えるエコキュートの設置

運び込みが完了したら「新しく取り替えるエコキュートの設置」です。まずは包装された段ボールを開けます。写真から分かるように中に発泡スチロールが張り込んであるので、多少の衝撃なら傷や凹みはつきません。

包装取り外し

実際設置する土台まで、エコキュートを運びます。もう包装されていないので少しのミスで傷ついてしまいます。慎重に運びます。

設置する土台にエコキュートを運ぶ

運び終わったら水平器で水平をとって、金具で固定します。

水平器で水平を取る

前カバー取り外し

設置が完了したら、「前カバー取り外し」です。ネジが4箇所についているので、すべて外していきます。

前カバーネジ外し

ネジを外したら、前カバーを下に少しずらします。

前カバーを下にずらす

そのまま手前側に外します。

手前側に外す

これでエコキュートの前カバー取り外しが完了です。

前カバー取り外し完了

電線コード接続

続いて電源コードを新しく取り替えるエコキュートに接続していきます。接続するのは「エコキュートの電源配線」「ヒートポンプユニットとの連絡配線」「リモコンの電源配線」「アース線」の4か所です。

先ほど前カバーを取り外しましたが、さらにその中の電源部分のフタ、下図の赤丸部分を開けていきます。

電源部分のフタの位置

電源部分のフタを開けると中はこんな感じになっています。

電源部分のフタの中

この基盤部分でリモコンからの支持等を制御しているわけですね。ちなみにこの基盤部分が故障してしまうと工務店で直すことは難しいです。

メーカーの技術者が来て修理するか、基盤そのものの交換になってしまいますので注意が必要です。今回はこの基盤の下にある電源端子に、電源コードを接続していきます。

まずは「エコキュートの電源配線」の接続です。電線コードに専用の「圧縮端子」を取り付けます。

圧縮端子の取り付け

専用の「圧縮端子」を電線コードに取り付けたら、電源コードを接続します。ちなみにこの「圧縮端子」は基本仕様に付属されています。

電源コードの接続

「アース線」を取り付けます。

アース線の取り付け

「ヒートポンプユニットとの連絡配線」の電線コードを取り付けます。

ヒートポンプユニットとの連絡配線の取り付け

接触不良がおこると「H90」エラーが出て発火の恐れもあるため、しっかりと奥まで差し込みます。

続いてキッチンと浴室のリモコンにつながる「リモコンの電源配線」を取り付けます。

リモコンの電源配線の取り付け

こちらも接触不良がおこるとリモコンが動作しませんので、慎重に取り付けます。

これですべての電源コードを取り付け完了です。

電源コード取り付け完了

配線を間違えてしまうと、リモコンが動かない、エコキュートが動かない、エラーが表示されるなどの不具合が発生します。最悪の場合基盤が故障して、メーカーの技術者が来て基盤の修理・交換が完了するまでエコキュートが使用できない状態になります。

せっかく設置したエコキュートが故障してしまうと困るのはもちろんですが、工事中は水を止めていますので、なにより一番お客様にご迷惑をかけてしまいます。

そのため、配線の間違いがないように、電源コード接続後に、もう一人の工事スタッフが配線のチェックをします。万が一の間違いも許されませんので最低でも2回以上はチェックします。

配管接続

新しく取り替える配管を接続していきます。左から「ヒートポンプユニット配管」「給湯配管」「給水配管」「浴室配管」です。

新しく取り替える配管接続部分

ここで注意なのは交換前と配管を接続する場所が異なっている点です。今回の新しく取り替えるエコキュートは「ヒートポンプユニット配管」と「給湯配管」の位置が逆になっています。

「ヒートポンプユニット配管」は新しく接続しなおすので良いのですが、「給湯配管」は交換前のエコキュートを設置する際に傍まで配管が出来上がってますので、切り回し工事をする必要があります。

給水配管の接続

まずは既存の配管をそのままつなげることが可能な「給水配管」を接続していきます。この配管をつたってエコキュートに水が送られます。

給水配管の位置

接続口がしっかりとかみ合うようにシールテープを巻きつけます。

接続口にシールテープ巻きつけ

シールテープは配管同士を密着させるために巻きつけています。配管の接続部はそのままでは完全に密着させることができません

シールテープを巻きつけないで接続した場合、密着しきっていない接続部から水漏れしてしまいますので、配管同士の接続部にはシールテープを巻きつけます。

最後に既存の配管を接続して金具でしっかりと留めます。

配管接続して金具でしっかりと留める

給湯配管の接続

続いて「給湯配管」を接続していきます。こちらの配管は交換前とは場所が変更していますので、配管を切り回して接続していきます。

給湯配管の位置

まずは横向きになるよう、元からある配管に継手金具を接続します。

継手金具接続

切り回す距離を確認します。

切り回す距離の確認

まずは横に配管を接続します。

横に配管を接続

続いて上のエコキュート側に接続します。

上に配管を接続

これで「給湯配管」の切り回しは完了です。

給湯配管の切り回し完了

浴室配管の接続

次に浴室への「往き配管・戻り配管」を接続します。

浴室配管の位置

まずは浴槽に「循環アダプター」を設置します。ここから追い炊き等のお湯が浴槽に入るわけですね。よく浴槽の中に設置されているので、見覚えのある方も多いと思います。

循環アダプター

今回は2階に浴室があるので、外から浴槽へ「循環アダプター」を取り付ける必要があります。「循環アダプター」を分解して、外から浴槽内に配管を通して接続します。

外側から排水管を送る工事スタッフと、浴槽内で受け取る工事スタッフに分かれて排水を浴槽にセットしていきます。外壁側と浴室内側の二手に分かれた工事スタッフが「届いてる?」「届きましたー」と声を掛け合いながら接続していきます。

循環アダプターの接続

接続した配管に保温材を巻いていきます。

配管に保温材を巻く

保温材を巻くのは、外気が3度以下になると凍結防止が働いてしまうので、むやみに凍結防止が働かないようにするためです。凍結防止が働くと凍結を防ぐためお風呂までの配管の水を浴槽内で循環させてしまいます。

お風呂に入っている間に発動すると浴槽の中に水が出たり入ったりします。せっかくお風呂で温まっているのに急に水が出てきたら嫌ですよね。なのでむやみに発動しないように、しっかりと保温材を巻いていきます。

浴室からのエコキュートまでの配管(6~7メートル)に保温材をすべて巻いていきます。

浴室からエコキュートまでの配管に保温材を巻きつけ

次にダクトカバーを取り付けます。ダクトカバーから出ている配管は雨風にさらされてしまい傷んでしまうので、キャンパステープを巻きつけて保護します。

キャンパステープの巻きつけ

保温材・キャンパステープの巻きつけが完了したら、下から配管を通して、浴室への「往き配管・戻り配管」を接続していきます。

浴室への「往き配管・戻り配管」を接続

これで浴室配管の接続完了です。

浴室への「往き配管・戻り配管」を接続

ヒートポンプユニット配管の接続

続いて「ヒートポンプユニット配管」の接続です。

ヒートポンプユニット配管の位置

ヒートポンプユニットに接続する配管は「A」と「B」があります。これはそれぞれ下記の役割があります。

  • A = エコキュートからの水をヒートポンプユニットに送る
  • B = ヒートポンプユニットで水をお湯に変えてエコキュートに送る

AとBで役割が全く違いますね。接続場所を間違えるとお湯が沸かなくなりエラーが出ます

「エコキュート側のA」と「ヒートポンプユニット側のA」、「エコキュート側のB」と「ヒートポンプユニット側のB」を接続する必要があります。

写真のようにエコキュート側から見るだけでは、どちらがAでどちらがBか正直分かりません。

エコキュート側からみた配管

「A」と「B」配管を間違えないように、事前に配管に「A」「B」と配管にしるしをしておきます。

配管に「A」「B」としるしを書く

まずはヒートポンプユニット側の配管を接続していきます。

ヒートポンプユニット側の配管接続

ヒートポンプユニット側の配管から接続する理由は、配管の長さを調整するためです。エコキュートはすでに金具で固定されていて動きませんが、ヒートポンプユニットはいくらでも動かせます。

そのためヒートポンプユニット側で先に接続をして、ヒートポンプユニットを正式に設置場所に固定してから、配管距離を調整します。

ヒートポンプユニット側の配管接続が完了したら、長さを調整してエコキュート側にもヒートポンプユニットの「往き配管・戻り配管」を接続します。

「往き配管・戻り配管」を接続

これでヒートポンプユニット配管の接続完了です。

「往き配管・戻り配管」を接続

ヒートポンプユニット配管の接続

接続部分に保温材を巻いていきます。

接続部分に保温材巻きつけ

ヒートポンプユニットの「往き配管・戻り配管」には元々保温材が巻いてある状態なのですが、接続したわずかな隙間には保温材が付いていない状態です。

この部分が凍結してしまうとお湯が作れない状態になってしまいます。それでは冬場に困ってしまいますので、この部分にも保温材を取り付けおきます。

保温材を巻きつけたら、うえからキャンパステープを巻いていきます。

キャンパステープ巻きつけ

残りの「給水配管」「浴室配管」にも保温材を巻いていきます。

「給水配管」「浴室配管」にも保温材を巻きつけ

「給水配管」「浴室配管」にキャンパステープを巻いていきます。これですべての配管の接続が完成しました。

すべての配管の接続完了

リモコンの取り付け

既存のリモコンを取り外して、新しいリモコンを設置するためのベースを取り付けます。

ベースの取り付け

ベースを取り付けたら電気配線を接続した新しいキッチンリモコンを取り付けます。

キッチンリモコンの取り付け

浴室リモコンも電気配線を接続して取り付けていきます。

浴室リモコンの取り付け

浴室リモコンは防水のため、周囲をコーキング処理して、取付完了です。

浴室リモコンのコーキング処理

脚部カバーの取り付け

「電線コード取付け」「配管取付け」が完了したら、最後は「脚部カバー」を取り付けます。「脚部カバー」は標準仕様では付属されていないため、追加料金が発生する商品です。

「脚部カバー」を取り付けることでエコキュート自体の見た目が良くなるのはもちろんですが、接続されている配管を保護する役割もあります。

「脚部カバー」を取り付けないと配管部分がむき出しになってしまいますので、雨風にさらされるのはもちろん、落ち葉やゴミも隙間に入り込んでしまいます。猫などが配管に悪さをするかもしれません。

そのため追加料金は発生しますが、弊社では基本的に「脚部カバー」の取付をおすすめしています。

まずは右側から取り付けていきます。

右側から取り付ける

続いて左側を取り付けます。幅が狭いため普通のドライバーでは回せません。こういった場所では特殊なドライバーで取り付けていきます。写真で使用しているのは「スタビーラチェットドライバー」というドライバーです。

「スタビーラチェットドライバー」を使用して左側取り付け

正面に「ステー」という金具を取り付けて固定します。

「ステー」という金具を取り付け

正面の脚部カバーを取り付けます。

正面の脚部カバー取り付け

以上で脚部カバー取り付け完了です。これで配管も保護されて、見た目も良くなりましたね。

取り付け完了

ビフォーアフター

ビフォーアフター写真です。

今回は以前設置してから約11年経過しているエコキュートとヒートポンプユニット交換・取り替え工事でしたので、交換前は結構汚れが目立ちますね。

無事新しいエコキュートとヒートポンプユニットに交換して、その日のうちに使用できるようになりました。

交換前のヒートポンプユニット

取り替え後のヒートポンプユニット

交換前のエコキュート

取り替え後のエコキュート

まとめ

以上が「エコキュート交換・取り替え工事の価格と手順」です。取り替え作業時間は約7時間。AM9:00から作業が始まり、工事完了はPM16:00頃でした。

エコキュートの耐用年数は10年~14年前後が目安です。弊社で取り付けたお客様も10年を過ぎたあたりから、エラー表示や故障の問い合わせが多くなります。

修理で済めばよいですが、故障して交換になってしまうと交換工事がおわるまでお湯が使用できなくなってしまいますので、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

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